「小学6年生になったけれど、家であまり勉強しない……」

「今の勉強のままで、中学校の授業についていけるのかな?」

「中学入学まであと半年。今から何をしておけばいい?」

小学6年生の10月になると、このような不安を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。

特に、公立中学校へ進学する場合は中学受験がないため、「今は学校の宿題をしていれば大丈夫」と考えてしまうこともあります。

しかし、中学校では小学校とは学習の進み方やテストの仕組みが変わり、自分で勉強することもより重要になります。

小学6年生の10月からは、小学校の苦手をなくし、中学校で自分から勉強できる準備を始めることが大切です。

塾講師として28年にわたり小学生・中学生を指導してきた経験から、今回は、枚方中学校や第四中学校、中宮中学校など公立中学校へ進学する小学6年生が中学校入学までにやっておきたい5つのことを紹介します。

結論:小学6年生の10月からは、小学校の苦手をなくして「自分で勉強する力」を身につけましょう

小学6年生の10月から中学校入学までにやっておきたいのは、小学校で習った内容をしっかり身につけ、中学校で自分から勉強できる土台を作ることです。

具体的には、次の5つに取り組みましょう。

  1. 算数の苦手な単元を復習する
  2. 国語の読解力・語彙力を身につける
  3. 英語の「読む・書く」に慣れておく
  4. 毎日勉強する習慣をつける
  5. 自分で勉強する練習をする

特に大切なのは、難しい中学校の内容を先取りすることではありません。

**「小学校の内容でわからないところを残さないこと」と「毎日勉強する習慣を身につけること」**を優先しましょう。

10月からなら、中学校入学まで約半年あります。

この期間を使って、苦手なところを一つずつ確認し、中学校での学習につながる土台を作っていきましょう。

① 算数の苦手な単元を復習する

中学校の数学は、小学校の算数で学んだ内容を土台にして進んでいきます。

そのため、小学校の算数に苦手な単元がある場合は、6年生のうちに確認しておくことが大切です。

特に確認しておきたいのは、

  • 分数・小数の計算
  • 割合
  • 比
  • 速さ
  • 文章問題
  • 図形
  • 面積・体積

などです。

例えば、分数の計算が苦手なまま中学校に進むと、数学で計算問題を解くときに、数学の考え方ではなく「計算そのもの」でつまずいてしまうことがあります。途中式を書く習慣を今の時期からつけておくことも大切です。

文章問題が苦手な場合は、計算練習だけでは解決しないこともあります。

「算数が苦手」というだけでなく、どの単元の、どの部分が苦手なのかを確認することが大切です。

小学6年生の10月なら、まだ復習する時間は十分にあります。

今のうちに苦手な単元を見つけておきましょう。

② 国語の読解力・語彙力を身につける

中学校では、国語だけでなく、数学・理科・社会でも文章を読む機会が増えます。

問題文を正しく読み、何を聞かれているのかを理解する力は、すべての教科の土台になります。

例えば、

  • 長い文章を読むのが苦手
  • 問題文を最後まで読まずに答えてしまう
  • 知らない言葉が多い
  • 「理由を説明しなさい」と言われると困る
  • 自分の考えを文章にするのが苦手

という場合は、今のうちから少しずつ読解力を伸ばしていきましょう。

読解力は、短期間で一気に身につくものではありません。

本を読んだり、文章問題に取り組んだりするだけでなく、読んだ後に、

「この文章は何について書いてあった?」

「一番大切なことは何だった?」

と話してみるのも、文章を理解する練習になります。

毎日少しずつ文章に触れることを習慣にしていきましょう。

③ 英語の「読む・書く」に慣れておく

小学校では英語の授業がありますが、中学校に入ると英語の学習はより本格的になります。

特に中学校では、

  • 英単語を読む
  • 英単語を書く
  • 英文を読む
  • 英文を書く
  • 英文の意味を理解する

といった力が必要になります。

小学校の英語で「聞く・話す」ことに慣れていても、英語を読んだり書いたりする経験が十分とは限りません。

そのため、小学6年生のうちから、アルファベットや基本的な英単語、簡単な英文に少しずつ触れておくとよいでしょう。

ただし、必ずしも中学校の文法を先取りして難しい問題に取り組む必要はありません。

まずは、

「英語を読むこと、書くことに慣れる」

ところから始めましょう。

④ 毎日勉強する習慣をつける

小学6年生のうちに身につけておきたいものの一つが、家庭学習の習慣です。

中学校では、小学校以上に自分で勉強することが求められます。

ところが、

  • 家ではほとんど勉強しない
  • 親が言わないと勉強を始めない
  • 宿題が終わったら勉強は終了
  • テスト前だけまとめて勉強する

という状態のまま中学校に入ると、最初から苦労してしまうことがあります。

そこで、6年生の10月からは、長時間の勉強を目指すよりも、「毎日勉強する」という習慣を作ることを優先しましょう。

例えば、

  • 毎日30分机に向かう
  • 学校から帰ったら宿題をする
  • 宿題の後に算数を10分復習する
  • 寝る前に漢字や英単語を確認する

などです。

最初から長時間勉強する必要はありません。

「勉強しなさい」と言われなくても、自分から机に向かえるようになることが、中学校に向けた大きな準備になります。

⑤ 自分で勉強する練習をする

小学6年生の後半になったら、「何を勉強するか」を自分で考える練習も始めてみましょう。

小学校では、先生から出された宿題に取り組むことが中心になりがちです。

一方、中学校では、

「次のテストに向けて何を勉強するか」

「自分はどこが苦手なのか」

を考えながら勉強することが大切になります。

例えば、

  • 算数のテストで間違えた問題をもう一度解く
  • 漢字テストで間違えた漢字を覚え直す
  • 英語でわからなかった単語を確認する
  • 苦手な単元をもう一度復習する

といったことです。

大切なのは、ただ勉強時間を増やすことではありません。

「自分は何ができていないのか」→「何を勉強すればいいのか」

を考える習慣を少しずつ身につけていきましょう。

小学6年生の10月からでも、中学校入学までに十分準備できます

「もう10月だから、中学校に向けた準備を始めるのは遅いのでは?」

と心配される方もいるかもしれません。

しかし、公立中学校への進学であれば、小学6年生の10月からでも十分に準備できます。

大切なのは、難しい問題をたくさん解くことではありません。

まずは、

  • 小学校の算数で苦手なところを確認する
  • 国語の文章を読む習慣をつける
  • 英語の読み書きに慣れる
  • 毎日勉強する習慣を作る
  • 自分の苦手を自分で確認する

という基本を少しずつ整えていきましょう。

「中学入学までに何をすればいいかわからない」という場合は、まず現在の学習状況を確認するところから始めれば大丈夫です。

個別指導キートスでは、中学校入学に向けた準備もサポートします

個別指導キートスでは、小学生一人ひとりの理解度に合わせて学習内容を考えています。

「算数だけ苦手」

「勉強する習慣がない」

「英語を少しやっておきたい」

など、生徒によって必要な学習は異なります。

そのため、全員が同じ内容を同じペースで勉強するのではなく、現在の学習状況を確認したうえで、必要なところから取り組むことを大切にしています。

例えば、

  • 算数の苦手単元の復習
  • 国語の読解・漢字・語彙の学習
  • 中学校を意識した英語の基礎
  • 家庭学習の習慣づくり
  • 「何を勉強すればいいか」を考える学習

などに取り組むことができます。

また、キートスには自習スペースがあるため、授業のない時間に塾で勉強することもできます。

小学6年生のうちに、勉強の「やり方」や「習慣」を身につけておくことは、中学校に入ってからの学習にもつながります。

よくある質問

Q.小学6年生の10月から塾に通うのは遅いですか?

遅くありません。

公立中学校への進学であれば、中学受験のような入試対策が必要なわけではありません。

小学6年生の残り半年で、小学校の苦手分野を復習したり、家庭学習の習慣を整えたりすることが大切です。

Q.中学校の勉強を先取りしたほうがいいですか?

必ずしも先取りが必要とは限りません。

まずは小学校で学習した内容をしっかり身につけることを優先しましょう。

そのうえで、余裕があれば英語など中学校につながる内容に少しずつ触れていく方法もあります。

Q.算数が苦手なのですが、中学校の数学が心配です。

まずは、どの単元でつまずいているのかを確認しましょう。

分数や小数、割合、速さ、文章問題など、小学校の内容に苦手がある場合は、必要なところまで戻って復習することが大切です。

Q.家で勉強する習慣がありません。どうすればいいですか?

最初から長時間勉強する必要はありません。

まずは「毎日決まった時間に机に向かう」など、無理なく続けられる習慣を作ることから始めましょう。

家で集中できない場合は、自習できる場所を利用する方法もあります。

まとめ 小学6年生の10月は、中学校に向けた準備を始める時期です

小学6年生の10月からは、小学校の苦手をなくし、中学校で自分から勉強できる土台を作ることを意識しましょう。

特に取り組みたいのは、

  1. 算数の苦手な単元を復習する
  2. 国語の読解力・語彙力を身につける
  3. 英語の「読む・書く」に慣れておく
  4. 毎日勉強する習慣をつける
  5. 自分で勉強する練習をする

という5つです。

中学校の内容を先取りすることばかりを考える必要はありません。

小学6年生のうちに、小学校の学習内容をしっかり身につけ、「自分で勉強する力」を少しずつ育てておくことが大切です。

「今の勉強で中学校についていけるか心配」

「算数のどこを復習すればいいかわからない」

「中学入学までに何をすればいいかわからない」

という方は、まず現在の学習状況を確認してみてください。

個別指導キートスでは、一人ひとりの理解度や学習状況に合わせて、中学校入学に向けた学習をサポートしています。