高校2年生の10月になると、「そろそろ大学受験の勉強を始めたほうがいいのかな?」「何から手をつければいいのだろう?」と考える人も増えてきます。
一方で、学校の授業や定期テスト、部活動などで忙しく、受験勉強まで手が回らないと感じている人もいるのではないでしょうか。
高校2年生の10月にまず取り組みたいのは、苦手分野を把握し、英語・数学などの基礎を固めながら、志望校や入試方式に合わせた学習計画を立てることです。
この時期から少しずつ準備を始めておけば、高校3年生になってから慌てずに受験勉強を進めやすくなります。
この記事では、高校2年生の10月から大学受験に向けて始めたい5つのことを、具体的な取り組み方とともに解説します。
高校2年生の10月から大学受験に向けて始めたい5つのこと
高校2年生の10月に取り組みたいことは、次の5つです。
- 模試や定期テストを振り返り、苦手分野を把握する
- 英語・数学などの基礎を固める
- 志望大学や入試方式について調べる
- 学校の成績や提出物を大切にする
- 毎日勉強する習慣をつくる
大切なのは、最初から難しい問題に取り組んだり、長時間勉強したりすることではありません。現在の学力と目標を確認し、必要なことから順番に取り組むことです。
①模試や定期テストを振り返り、苦手分野を把握する
大学受験に向けて最初に取り組みたいのは、自分の現在の学力を把握することです。
「英語が苦手」「数学の点数が低い」といった大まかな把握だけでは、何を勉強すればよいのかがわかりません。どの単元でつまずいているのか、どのような問題を間違えているのかまで確認しましょう。
具体的な取り組み方
まずは、直近の定期テストや模試の結果を見直してみてください。
例えば、英語なら次のような点を確認します。
- 英単語の意味がわからず、問題を解けなかった
- 文法の知識があいまいだった
- 英文を読むのに時間がかかった
- 長文の内容を正確に理解できなかった
数学であれば、計算ミスが多いのか、公式の使い方がわからないのか、問題を解くための考え方が身についていないのかを確認します。
間違えた問題を分類すると、優先して復習すべき内容が見えてきます。
間違えた問題を放置しないことが大切
テストは点数を確認するだけでなく、今後の勉強に役立てることが大切です。
間違えた問題について、解説を読めば理解できるのか、教科書に戻って復習する必要があるのかを判断しましょう。
高校2年生のうちに苦手分野を整理しておけば、高校3年生になってから復習すべき内容も明確になります。
②英語・数学などの基礎を固める
大学受験に向けては、難しい問題に取り組む前に、基礎的な知識や解き方を身につけることが重要です。
特に英語や数学は、これまでに学習した内容が、その後の学習にもつながりやすい教科です。理解が不十分な単元がある場合は、早めに復習しておきましょう。
英語は英単語・文法・英文読解の順番に
英語の勉強では、まず英単語と文法の基礎を確認しましょう。
単語の意味がわからなければ英文の内容を理解しにくくなります。また、文法があいまいなままでは、長文を読んでも文の構造を正確につかめないことがあります。
英単語を覚えるときは、毎日少しずつ新しい単語を覚えるだけでなく、一定の数を目標にして覚えた後、定期的に復習する時間をつくることが大切です。
例えば、毎週100個の英単語を覚えることを目標にし、次のように取り組む方法があります。
- 1週間で覚える英単語を100個決める
- 単語の意味を確認し、繰り返し覚える
- 翌日や数日後に、覚えた単語をもう一度確認する
- 週の終わりに100個をテストし、覚えられていない単語を洗い出す
- 翌週以降も、以前に覚えた単語を定期的に復習する
一度正解できたからといって、完全に覚えたとは限りません。時間が経つと忘れてしまうこともあるため、新しい単語を覚えることと、以前に覚えた単語を復習することを並行して進めるのがポイントです。
また、英単語の暗記と並行して、学校で学習した文法を復習し、短い英文から長文読解へと段階的に取り組んでいきましょう。
数学はわからなくなった単元まで戻る
数学は、以前に学習した内容が理解できていないと、新しい単元でもつまずくことがあります。
例えば、現在学習している問題が解けない場合、原因はその単元だけでなく、以前に習った計算方法や公式の理解不足にあるかもしれません。
その場合は、今の学年の問題だけにこだわらず、必要に応じて前の単元まで戻って復習しましょう。
ただし、すべての単元を最初からやり直す必要はありません。模試や定期テストの結果を参考に、必要な範囲から取り組むことが大切です。
基礎固めは志望校が決まっていなくても始められる
まだ志望大学が決まっていなくても、英単語や文法、数学の基本的な解法などを身につけることはできます。
志望校が決まるまで何もしないのではなく、どの進路を選ぶ場合にも役立つ基礎学力を高めておきましょう。
③ 志望大学や入試方式について調べる
高校2年生の10月は、大学や入試制度について情報を集め始める時期でもあります。
志望大学がまだ決まっていない人も、興味のある学部や学科、将来やってみたいことから調べてみましょう。
大学選びでは何を確認すればいい?
大学を調べるときは、偏差値や知名度だけで決めるのではなく、次のような点も確認することが大切です。
- 興味のある学部・学科があるか
- どのようなことを学べるのか
- 自宅から通える範囲か、進学に伴う費用はどのくらいか
- どのような入試方式があるか
- 受験に必要な教科や科目は何か
大学の公式サイトや入試要項を確認すると、受験に必要な科目や配点などを調べられます。
入試科目は大学や学部、入試方式によって異なるため、志望校が見えてきたら最新の情報を確認しましょう。
一般選抜と学校推薦型選抜などの違いを知っておく
大学入試には、一般選抜のほか、学校推薦型選抜や総合型選抜などがあります。
一般選抜では学力試験が重要になることが多い一方、推薦型や総合型の選抜では、学校の成績、志望理由書、面接、小論文などが評価対象となる場合があります。実際の選考内容は大学や方式によって異なります。
そのため、早い段階で入試方式の特徴を知っておくと、自分に必要な準備を考えやすくなります。
ただし、入試方式を一つに絞るのは、大学の募集要項や学校の進路指導などを確認してからでも遅くありません。
④ 学校の成績や提出物を大切にする
大学受験に向けて勉強を始めると、入試問題の演習ばかりに意識が向くことがあります。しかし、学校の定期テストや提出物も引き続き大切にしましょう。
学校の成績は、学校推薦型選抜などを検討する際に重要になることがあります。また、定期テストの勉強は、授業で学んだ内容を復習する機会にもなります。
定期テスト対策と受験勉強を両立する
定期テスト前は、学校で学習している範囲を優先して復習しましょう。
テストが終わったら、間違えた問題を解き直し、理解できていない単元を整理します。これを繰り返すことで、定期テスト対策を基礎固めにもつなげられます。
また、提出物は期限を守って取り組む習慣をつけましょう。提出直前に慌てて終わらせるのではなく、計画的に進めることが大切です。
学校の成績だけでなく、実力をつけることも忘れない
学校の成績を大切にすることと、大学受験に必要な学力を身につけることは、どちらも重要です。
定期テストで良い点数を取れていても、模試や入試形式の問題では解けないことがあります。反対に、定期テストで苦手だった内容が、受験勉強の復習によって理解できるようになることもあります。
学校の勉強と受験勉強を別々に考えすぎず、学習した内容を定着させることを意識しましょう。
⑤ 毎日勉強する習慣をつくる
大学受験に向けては、勉強時間を増やすことだけでなく、継続できる学習習慣をつくることも大切です。
高校2年生は、学校の授業や部活動、学校行事などで忙しい時期です。最初から無理な計画を立てると、続かなくなってしまうことがあります。
まずは毎日の勉強内容を決める
勉強習慣をつくるためには、「時間があれば勉強する」ではなく、いつ、何を勉強するのかを具体的に決めておきましょう。
例えば、次のような計画が考えられます。
- 通学時間:英単語の復習
- 帰宅後:学校の授業内容を復習
- 夕食後:数学の問題演習
- 就寝前:その日に覚えた内容を確認
これはあくまで一例です。部活動などの予定に合わせて、無理なく続けられる内容に調整しましょう。
勉強時間だけでなく、何ができるようになったかを確認する
毎日机に向かっていても、学習内容が身についていなければ、十分な成果につながらないことがあります。
「英単語を30個覚える」「数学の問題を5問解き、間違えた問題を解き直す」など、具体的な目標を決めると、何を達成できたのかがわかりやすくなります。
勉強した内容を記録し、できるようになったことを確認する習慣もつけてみましょう。
大切なのは、最初から完璧な計画を立てることではありません。実際に取り組みながら、自分に合った勉強方法を見つけていくことです。
高校2年生の10月から始める大学受験勉強の進め方
ここまで紹介した5つのポイントを、実際の勉強にどのように取り入れればよいのでしょうか。
まずは、1週間単位で取り組む内容を決めてみましょう。
最初の1週間は、現在の学習状況を整理する
最初の1週間は、いきなり勉強量を増やすよりも、現在の状況を把握することを優先します。
- 直近の定期テストや模試を見直す
- 苦手な教科や単元を書き出す
- 学校の課題や定期テストの予定を確認する
- 興味のある大学や学部を調べる
これらを整理すると、今の自分に必要な勉強が見えやすくなります。
次の週から、優先順位をつけて勉強する
学習状況を整理したら、苦手分野の復習や基礎固めを始めましょう。
すべての教科を同じ時間だけ勉強する必要はありません。受験に必要な教科や、理解が不十分な単元を優先して取り組みます。
ただし、学校の授業や課題をおろそかにしないことも大切です。学校の予定と受験勉強の両方を考えながら、実行できる計画を立てましょう。
計画は定期的に見直す
計画を立てても、予定どおりに進まないことはあります。その場合は、できなかったことを責めるのではなく、原因を確認して計画を修正しましょう。
例えば、1日に取り組む量が多すぎたのであれば、量を減らして継続しやすくします。思ったより時間がかかったのであれば、必要な時間を見直します。
自分の学習状況に合わせて計画を調整することも、受験勉強の大切な一部です。
枚方市駅・枚方高校周辺で、高校生の勉強について相談したい方へ
高校2年生になると、学校の授業が難しくなり、部活動や学校行事との両立も必要になります。
「定期テストの成績が伸び悩んでいる」「大学受験に向けて何から始めればよいかわからない」「今の勉強方法でよいのか不安」など、悩みは一人ひとり異なります。
そんなときは、勉強時間を増やすことだけを考えるのではなく、現在の学習状況を整理してみることも大切です。
個別指導キートスは、枚方市東田宮にある小学生・中学生・高校生を対象とした個別指導塾です。京阪・枚方市駅から徒歩約10分、枚方高校から徒歩約2分、枚方スイミングから徒歩約2分の場所にあります。
一人ひとりの理解度や目標に合わせて、学校の勉強や定期テスト対策、大学受験に向けた学習をサポートしています。
大学受験に向けて何を優先すればよいのか迷っている方は、まず現在の学習状況を整理するところから始めてみませんか。
高校2年生の大学受験対策に関するFAQ
Q1.高校2年生の10月から大学受験の勉強を始めるのは遅いですか?
A.高校2年生の10月からでも、大学受験に向けた準備を始めることはできます。
ただし、必要な勉強内容や進め方は、現在の学力や志望大学によって異なります。まずは模試や定期テストを振り返り、苦手分野を把握することから始めましょう。
Q2.高校2年生は1日に何時間勉強すればいいですか?
A.一律に何時間と決めるのではなく、目標や学習状況に合わせて考えることが大切です。
学校の課題や定期テストの準備、苦手分野の復習など、必要な勉強内容を整理してから時間を確保しましょう。最初から長時間の勉強を目指すよりも、毎日継続できる学習習慣をつくることを優先してください。
Q3.志望大学がまだ決まっていなくても、受験勉強を始められますか?
A.志望大学が決まっていなくても、英単語や文法、数学の基礎固めなどは始められます。
興味のある学部や将来やってみたいことを考えながら、大学についても少しずつ調べてみましょう。志望校が決まるまで勉強を先延ばしにしないことが大切です。
Q4.学校推薦型選抜を考えている場合も、受験勉強は必要ですか?
A.はい。学校の成績を維持するとともに、志望する大学の選考内容に合わせた準備が必要です。
学校推薦型選抜では、評定、面接、小論文などが評価対象になる場合があります。大学や入試方式によって条件が異なるため、募集要項や学校の進路指導で確認しましょう。また、進路の選択肢を広げるためにも、基礎学力を身につけておくことが大切です。
Q5.大学受験に向けて、何から勉強すればよいかわからないときはどうすればいいですか?
A.まずは模試や定期テストを振り返り、苦手な教科や単元を具体的にすることから始めましょう。
自分だけでは優先順位を決められない場合は、学校の先生や塾の先生などに相談する方法もあります。現在の学力と目標を整理すると、今取り組むべきことが明確になりやすくなります。
まとめ|高校2年生の10月から、できることを一つずつ始めよう
高校2年生の10月は、大学受験に向けた準備を少しずつ進めていきたい時期です。
今回紹介した5つのポイントを振り返りましょう。
- 模試や定期テストを振り返り、苦手分野を把握する
- 英語・数学などの基礎を固める
- 志望大学や入試方式について調べる
- 学校の成績や提出物を大切にする
- 毎日勉強する習慣をつくる
すべてを一度に始める必要はありません。まずは、直近のテストを見直して苦手な単元を一つ見つけるなど、できることから取り組んでみましょう。
英単語の暗記であれば、毎週100個を目標に覚え、以前に覚えた単語も定期的に復習するなど、具体的な目標を決めると勉強を進めやすくなります。
大学受験に向けて必要なことは、一人ひとり異なります。自分の学力や目標に合わせて、優先順位をつけながら学習を進めることが大切です。
枚方市駅や枚方高校、枚方スイミングの近くで、大学受験に向けた勉強や学校の成績について悩んでいる高校生はいませんか?
「何から勉強を始めればいいのかわからない」「苦手科目を克服したい」「大学受験に向けて、今のうちにできることを知りたい」という方に、個別指導キートスでは一人ひとりの悩みに合わせた学習サポートを行っています。
キートスは枚方市東田宮にある個別指導塾です。学校の授業や定期テストの対策から大学受験に向けた勉強まで、理解度や目標に合わせて一緒に取り組んでいきます。
大学受験に向けて何をすればよいか迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。
